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コンピュータが人間のできないこと、苦手なことを補う。

誰でも苦手なことってありますね。
私も発達障害の生徒も、そうでない子も日々、成長過程で苦手なことと向かい合いクリアしていきます。
以下、コンピュータ好きのツクガク生にしか当てはまらないかもしれない、ツクガク流なわけですが、苦手なところはコンピュータを使って補っていきます。

コンピュータには5大装置というのがあります。
中学校の技術で習うのかな?

演算装置・・・演算だけあって計算するところ
制御装置・・・各装置に指示を送る司令塔
2つ合わせて中央処理装置(CentralProcessorUnit、CPU)
主記憶装置・・・CPUが処理するデータを一時記憶しておくところ
入力装置・・・キーボードやマイクのようにコンピュータに入力する装置
出力装置・・・ディスプレイやプリンタのように表示したり出力する装置

このほか、主記憶装置に対して、ハードディスクやUSBメモリのようにすぐに使わないデータを保存しておく補助記憶装置というのもあります。

授業でありがちなことですが、各装置を学習する上での人間の体に当てはめてみます。

演算装置・・・脳(計算したり、考えたりする)
主記憶装置・・・脳(覚える)
制御装置・・・脳(各部に指令を送る)
入力装置・・・目(読む)
出力装置・・・手(テストで書いたりする)、口(発言)

↑は私が適当に書いていますが、生徒と話すと、
口や鼻は入力装置にもなるし、手も体も出力装置になります。

体ではありませんが、
補助記憶装置はノートがぴったりですね。
補助記憶装置は手のひらと思った方は。。手に書いてテストでカンニングでもしたのかな。反則ですよ(笑)

さて、これだけ人間と密接な関係のあるコンピュータ、利用しない手はありません。

さすがにあなたの思考を読み取って勝手に動いてはくれませんが、あなたがあなた自身を制御してパソコンさえ使えれば、こんなに楽になります。

演算装置(脳)
計算はもちろん、何かを考える時にはワープロソフトやプレゼンテーションソフトを活用することで、考えがまとめやすくなり解決できることもあります。
調べものも得意です。

入力装置(目)
読むのが苦手なら、読み上げソフトを使えば声に出して読んでくれます。

出力装置(手)
ノートに書くのが苦手なら、キーボードや音声入力。

記憶装置・補助記憶装置(脳、ノート等)
覚えるのが苦手なら、パソコンのメモ帳やソフトに書き込んだり、カレンダーに予定を書き込めば直前にお知らせしてくれて予定を忘れることもありません。


かなりのことが補えるので、次のステップに進みやすくなります。

こんな考え方でツクガクやってます(笑)

2/1 ちょっと改訂。また少し改訂します。

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