スキップしてメイン コンテンツに移動

義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する

昨年、日本政府が示した「成長戦略(案)」の中に「義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」という文言がありました。

プログラミングを学ぶというと、黒い画面に一生懸命謎の暗号を打ち込むようなイメージのある大人は多いと思います。私もそんな一人です。しかし、ここ数年、下のスクラッチのようなビジュアルを重視した学習ツールも出ています。
これは私がちょっと前にいじってみたscratchの様子です。

プログラミングというよりはブロック遊び的な要素が強く結果がすぐ反映され、これで仕事は無理ですが問題解決のために問題を細分化し、組あげて、流れを作っていく学習には良いと思います。なにより、パパッと画面に自分が決めたことが反映され、ダイナミックに動く様子を見るのは子供にとって楽しい事だと思います。
プログラミングを学ぶことはプログラマを育てることが目的ではなく、問題解決の手順や粘り強さを育むものではないかと私は考えています。
子供たちが学ぶことも必要かもしれませんが、それ以前に教員が学んだ方がいいような気もしています。偉そうなことは言えませんが、どうやったら伝わるかを順序立てて考えるって重要ですよね。
教員が学び、問題解決手順を場面場面で活用していけば、その手順はすんなり生徒に伝わりますからね。




つくば高等学院ではプログラミングやITの学習を通して「問題解決のために問題を細分化し、組あげて、解決していく力」+「課題を最後までやりぬく力」を身に付けていきます。
これさえあれば、自分で課題を見つけて解決し、自律的に成長していく生徒が育つと考えています。

しかし、このスクラッチ、、私には条件が決められ過ぎていて辛いものがあります(汗
今の初心者は恵まれていますね^^

もっとも、私が子供のころはキーボードに向かって、雑誌に掲載されるまるで呪文か暗号のような投稿プログラムをせっせと打ち込み、読めもしないエラーメッセージと戦い、打ち込むのもやっとの中で実行コマンド”RUN”を入力して呪文から召喚されるようなゲームの画面に感動した記憶があります。こういったツール、上手に活用していきたいところです^^

コメント

このブログの人気の投稿

MSI***.tmpという一時ファイルの削除

WINDOWS10にアップグレード後からMSI***.tmpという一時ファイルが Cドライブ直下にできてしまいました。 最初は気にしていなかったのですが、気が付くと1400個を超え^^; デリートキーで消そうと思ってもアクセス権がなんとかと。。言われてしまいました。 アドミニストレータ権限なんですが^^; とりあえず、右クリックしてプロパティのセキュリティタブ、さらに【詳細設定】を見ると 所有者が表示されていない。 とういうことで、所有者の右にある「変更」をクリックして自分を設定。 変更の仕方がよくわからないときは、 「ユーザーまたはグループの選択」ダイアログの「詳細設定」に進みましょう。 すると、【検索】と書かれたボタンが出てくるのでクリック。 PCにユーザの一覧が表示されたのでは? 今ログインしているユーザ名をダブルクリックしてオーナーにします。 これで所有者の設定はOK。 ファイルによってはこれだけでは、まだ削除を拒否されます。 もう一度、ファイルのプロパティからセキュリティタブを開きます。 今度はアクセス権を変更します。「編集」ボタンをクリックすると アクセス権を設定するチェックボックスが出てきますね。 フルコントロールをチェックすると、全部チェックされるので「OK」します。 やっと削除できます。 で。。1400個。。むりやん。。こんなの。ということで。 やることはまず、所有者がいないので所有者を自分にすること。 次にフルコントロールにすること。 まずはコマンドプロンプト(管理者)を立ち上げます。 私の場合はCドライブ直下だったので、 cd ../../ と入力してカレントのディレクトリをCの直下に移動します。 所有者変更は takeown /f MSI*.tmp /R フルコントロールは icacls MSI*.tmp /grant everyone:F /t /q としたところ、無事に一括処理ができました。 コマンドプロンプトからファイルの削除もしようと思ったのですが、なぜかうまくいかず。。 フォルダを開いて選択して削除したらうまくいきました^^ 試される方は、まちがって重要なファイルを消さないように要注意です! 画像がないのは。。消すことにひ

pythonでスカッシュからブロック崩しへ。プログラミング経験0。

先日のスカッシュゲームがブロック崩しになり、ようやく遊べるレベルに到達。 この生徒はプログラミング経験はゼロからのスタートで、 ツクガクで初めて挑戦しました。 確かにプログラムを書く上での、ボールやラケットの動き、当たり判定の仕組みとかの相談には乗ったけど、本当に教えてはないんです。 教えなくてできるんだから、プログラミングなんて簡単だ!ってことではないです。 ここまで来るのにこの生徒は毎日5~6時間ずつ、1か月ほど頑張りました。 「簡単にできるように教えて!」 と言われそうですが、授業は今日は変数、今日は条件、、ループ。。とカリキュラム通りに やっていって、 その場で理解しても、翌週になると分からなくなったり、 組み合わせると不安で他の生徒のを まるパクリしてなにも身につかずに終わる授業を経験しています。 しかし、この教えないで相談に乗り自分で考えてもらう方法では言語は関係ありませんし、 教壇に立って教えていた時よりもはるかに短期間に、 プログラミングができるようになる子が多いです。 実質、私のパイソン歴は0です。 上手にスマートに書くことより、ツクガクでは情熱が最も重要です。 仕事なら早くできようと、遅くできようと期限に間に合えばいいし、 この課題については期限もなくちょっとやってみようか?という乗りです。 こういうことの日々の繰り返しが、技術だけでなく精神面でも大きく成長することにつながります。 本人は気が付いていませんが、良い意味で入学時とは大分性格が変わったように思います。 まだ見ぬ新入生のみなさん、先輩はみんなこんなで、私もこんなです。 ド根性で喰らいついてきてくださいね(笑)

H29農業体験スタート!

5月はいろいろと撒いたり、植え付けたりの時期です。 小さい耕運機で耕してツクガクでも植えてみました。 ズッキーニ ししとう、鷹の爪 ナス、ミニトマト、きゅうり 金糸ウリ(そうめんかぼちゃ)  まだもう少し植えるものがあるので次回に持ち越し、 でも、開始前よりは大分畑になってきました。 今年はたくさん収穫できるかな^^